自転車乗りの戯れ

自転車についてのアレやこれ

唐突に始める業界批判

お久しぶりですあんそにです。
今日は唐突に始める業界批判です。
 
自転車業界といっても販売店や問屋さんなどいろいろあるわけです。
MTB系やロード系だったり、特定の国のバイクギアを専門に扱ってみたり、
形態、ジャンル沢山ありますね。
 
ワタクしはその中の”販売店”でお仕事してます。
お客さんの要望を聞き、パーツを問屋さんへ注文し、
そして、お客様のバイクへ組み付ける。
まぁ、お客さんが最も多く顔を合わす自転車業界の人間です。


その中で、問屋さんへ判断を仰ぐ場面も少なしあります。
新車を注文して、届いた自転車にキズがある。だとか
頼んだパーツと到着したパーツがチガウ!とか
お客さんが使ってて、壊れた。修理できる?とかとか...
多くの場合は、お客様も含めて納得できる対応を頂きます。
中には問屋さんが一切の”損”を受けてくださったりします。
(交換工賃だったり、パーツ自体無償で提供だったり)
 
しかし、しかしですが
中には腸煮えくり返るような、
もう、言ってしまえば”シルカ”状態の対応を受けることもあります。
 
で、某イギリスの高級サドルメーカーのサドルで、
ワタクシ自身が直面した出来事があります。
そのサドルはそれまでの某メーカーでの手入れだったりの不便さを
一掃してしまったような素晴らしいサドルでした。
ワタクシもコレは良いものだと、諭吉2人分という結構な価格で購入いたしました。
性能は、想像していたものよりも素晴らしく、独特なクッション感に満足していました。
 
しかし、形あるものはいづれは壊れてしまうものです。
ワタクシのサドルも確実に終わりの時が近づいてきました。
しかしです。ワタクシの心にはまだ余裕があるんです。
なぜならば、そのメーカーを展開する問屋さんが”パーツ”を修理用として手に入れることができますよーと謳っているからです。
そう、ダメになった部分は交換してしまえばいいんです。
実際にお客様にはそう説明もしました。
 
でも、
でも、結果はNG。
え?となりますね。
その問屋さんが謳っていたパーツでの販売はどうなんだと。
電話して問い合わせしたら、
「発売して1年間くらい、そのパーツについての問い合わせが無かったので取り扱いをやめた」
とのことでした。うーん、まぁ分かった、それはしょうがない うん。
まぁ、若干腑に落ちないですが、
営利団体ですから損しててもしょうがないというのは分かります。
 
実はこのやり取りの後、衝撃の出来事がありました。
そこの問屋さんは割と幅広くメーカーを持っていましたので、
毎年大きなカタログが送られてきます。
もちろん某イギリスサドルメーカーも載っております。
問題なのはそのサドル説明に、
「これらの部品はすべて補修パーツとして入手できるので、お気に入りのサドルを長期間にわたり快適に使用することができます。」
というような文章が躍っていたんです。
ワタクシは、
「さすがだぜ!ついにボロボロになったサドルのパーツを交換できるじゃないか!!」
と思い、早速価格をルンルン♪でお問合せ
....なんと答えは前述のとおりでした。
 
そうです。カタログには交換できますーとか書いておいて、実際は出来ない。
ちなみにその電話口で
「サドルの上面がへたったら、それはその商品自体の寿命です」
とまで言われました。
は?このサドルが今の状態になったのは購入してから数か月だぞ。
 
「天然ゴムのベースで作られているため、 基本的にはゴムベースの質感,柔らかさが変質することはほぼございません。
サドルトップに貼られているコットンキャンバスについては、 乗車時の摩擦によって経年変化がでてまいります。」
ふーん、ワタクシのサドルはシートポストのやぐらがお尻に刺さるくらいトップが柔らかくなってんだけど。お宅の商品ですよ?
ネットで買ったわけでもなく、ガチの正規品ですよ。
そりゃ、販売店ですから。
 
ぼくが思うところは、
出来ない事をできると言って販売するな。
出来ないですって言って翌年のカタログにできるって書くな
ていうか、翌年でも問い合わせたら出来ねーとか答えるな。
ただ、翻訳して販売だけやるんだったら誰でもできる、
お前ら問屋はその中から良いものをちゃんと選んで流通させろ。
はったおすぞ お前ら
お客様だったらどーすんだ?
対応して、返金してもお前らは補填しないし、
お客様のそのメーカーへの期待や、製品への期待は帰ってこないんだぞ。
我々販売店はお宅ら問屋さんを信じてやるしかないんだよ、
全部の製品を自前で買って、試してってそんなことはできないんだよ。

そんなだから。
そんなんだから国内正規で買う理由がないんだよ。
ちゃんと商品の説明もするし、サポートするし、サービスを展開する。
それこそが、国内正規販売店で購入する意味でしょうが。
同じ水準であれば、圧倒的価格差でネットで買っちまったほうが得だろうよ。
あまぞん見てみろよ。
金保証までするんやぞ。お前らにできるんか?せんやろ?
 
と、思うことがあるわけです。
いや、別にあれです。
問屋さん様様ですから、私たちはあなた様へお仕えするのです。
問屋様の言うことは絶対です。問い合わせして出来ないと言われたら、出来ないのです。
なぜならばそのサドルを正規で購入しようとすると、その問屋様でしか買えないのです。
ただ、筋は通せよというお話です。
 
後日談として、どうやらトップ部分のパーツはそもそもないんじゃないかと思われる話を聞きました。
つまりそこを交換できるという事自体がどこかで生じた誤解なのではないかと考えられるんです。本国のパーツでも載ってなかったりしてて。問屋さんが日本語不自由なのかなと思ったり。。。